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「社員旅行」最新動向発表
国内売上はコロナ禍前の7割まで回復、単価は約1.5倍に上昇

~令和版・社員旅行の特徴も紹介~

近畿日本ツーリスト株式会社

近畿日本ツーリスト株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:永﨑安基)は、昨年の社員旅行動向をまとめましたので、お知らせいたします。

近畿日本ツーリストは長年、様々な企業の社員旅行を企画、実施してきました。社員旅行は昭和、平成、令和と時代のニーズの変化に合わせて企画開発しており、その時々の世相が反映されやすい特徴があります。

2025年の帝国データバンクの調査※によると、約半数の企業が採用・定着率向上を目的とした福利厚生の充実に前向きと回答、今後取り入れたい福利厚生のトップに社員旅行が挙げられるなど、昨今改めて社員旅行への注目度が上がってきていると言えます。

そこで平成最後の年間データである2018年から社員旅行データを集計し、令和における社員旅行の変化をまとめました。

※出典:帝国データバンク「福利厚生に関する企業の実態調査2025」

最新動向サマリー:令和版・社員旅行は「量より質」へ進化

・【国内V字復活】国内社員旅行の売上は2018年比7割まで回復する一方、海外は5割強にとどまる。

・【空前の高単価】1人あたりの旅行代金(単価)は、国内約1.5倍、海外約1.9倍へ

・【スタイルの変貌】“令和版・社員旅行”の人気スタイル8選を公開!参加率を上げたり、コミュニケーションを増やすための工夫が随所に。

※近畿日本ツーリスト「社員旅行取扱データ」

社員旅行の最新データ

コロナ禍で大幅に実施が減少した社員旅行ですが、2023年以降は売上の回復が続いており、とりわけ国内旅行は2018年比で7割(70.5%)の水準まで回復しています。一方、海外旅行は5割強(56.7%)にとどまっており、社員旅行の「国内回帰」の傾向が鮮明となっています。

また、特筆すべきは社員旅行の「質」の変化です。参加者1人あたりの旅行代金(単価)は、海外旅行で約1.9倍(192.0%)、国内旅行でも約1.5倍(152.3%)と大きく上昇しています。一方、2018年から2025年にかけての国内消費者物価指数(CPI)は約1.1倍(112.4%)にとどまっており※、今回の結果は物価上昇を大きく上回る伸びとなりました。

この結果は、単なる物価高や仕入れ原価の高騰による影響にとどまらず、企業側が社員旅行に対し「より高い付加価値」や「確かな成果」を求めるフェーズへ移行していることを示唆しています。実際にご相談いただく内容もコロナ禍前と比べ変化しており、その傾向が単価上昇にもつながっています。

※出典:総務省「消費者物価指数」

社員旅行の相談が増えている3つの要因

ここ1〜2年で社員旅行に関するお問い合わせや相談が増えていますが、ご相談内容を分析すると大きく3つの要因があると考えられます。

1点目は、リモートワークや拠点分散が進んだことで、社員同士が対面で交流する機会が減り、改めて「リアルで集まる価値」が見直されている点です。単なるレクリエーションではなく、チームの一体感醸成やコミュニケーション強化を目的とした社員旅行が増えています。

2点目は、人材確保・定着が重要課題となる中で、社員旅行が福利厚生やエンゲージメント施策として再評価されている点です。特に若手層の定着や部門間連携の強化を意識する企業ほど、目的を明確にした「令和型社員旅行」へ移行している印象です。

3点目は企画内容の変化です。従来の宴会中心から、体験型コンテンツや研修・合宿を組み合わせた“目的型”へ進化しており、実施する企業にとって納得感が高まっています。

今後も、社員旅行は「意味を持って実施する」方向へ変化しながら、一定のニーズが続くと見ています。

「令和版・社員旅行」の人気スタイル8選

企業や社員のニーズに対応して企画内容は変化しています。実際にご相談いただく内容を元に、「令和版・社員旅行」の特徴をまとめました。

NO. 形態・スタイル名 内容 人気の理由
1 運動会/チームビルディング型
-身体を動かして、
組織をつなぐ社員旅行
競技やレクリエーションを通じ、役職や部署を超えたフラットな交流と組織の一体感を創出する体験プラン。 会社への帰属意識を醸成したい
社員の多様化が進む中でオフラインのコミュニケーションを通じて、帰属意識を高めたい
2 会社の周年に合わせた実施 /アニバーサリー型
ー節目を祝う、
記憶に残る社員旅行
周年記念式典や表彰と連動。企業の歴史や価値観を共有し、エンゲージメントの向上と一体感醸成につなげる。
3 該当年に開催するイベントを活用/話題イベント連動型
ー話題のイベントに乗る、
体験型社員旅行
その年の大型イベントや話題のスポットを訪問し、通常の旅行では得られない特別な体験価値を提供するプラン。企画の独自性と満足度を高めやすい令和型のコンテンツ設計となっている。 参加率を上げたい、
参加者の満足度を高めたい

引きの強いコンテンツで参加者を増やしたい
4 スケジュール内の自由行動多め/ミニマム団体型
-つながりは最小限、あとは自由
全体集合は最小限に留め、それ以外は自由行動。個人の過ごし方を尊重し、強制感を排除した令和型のライトなコミュニケーション設定。 参加率を上げたい、
参加者の満足度を高めたい

・集団行動を避ける層への配慮
・業務多忙で参加できないことによる不公平感の是正
5 現地集合現地解散/ダイレクト参加型
-移動は各自、現地でつながる社員旅行
現地集合・解散により移動手段を各自に委ねる。移動負担を軽減し、前後の予定も組みやすい合理的な形式
6 日帰り/ワンデートリップ型
-気軽に参加、負担なくつながる社員旅行
宿泊を伴わず日帰りで完結。多忙な時期や家庭がある社員も気軽に参加でき、業務との両立もできるため、幅広い社員が参加しやすい令和型のライトな実施スタイル。
7 日程自由選択/フレックス日程型
-行きたい時に行く、社員旅行のフレックス化
あらかじめ設定された期間内で、期間内から希望日を選択して参加。繁忙期や個人の都合に左右されず、柔軟な働き方に対応したプラン。
8 1人参加OK/ソロ参加型
-気を遣わない、自分時間重視の社員旅行
現地集合・自由行動を基本とし、社員同士の交流は任意としつつ、宿泊や一部プログラムのみ共有することで、「参加しやすさ」と「心理的負担の軽減」を実現。多様な働き方・価値観に対応した令和型の参加設計
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多様化が進む令和の社員旅行

本調査から、令和の社員旅行は個々の価値観への配慮と参加しやすさを重視しつつ、組織の一体感やエンゲージメント向上を実現する「多様性対応型」への転換が進んでいる様子を確認できます。

働き方や価値観が多様化する令和において、今後も社員旅行は企業と社員双方に価値をもたらす重要なコミュニケーション施策として、さらなる広がりが期待されます。

近畿日本ツーリストでは参加率の向上や、心理的負担の軽減、チームビルディング等ニーズに応じた最適な企画を提供し、企業の採用力、定着率の向上に寄与するサービスを提供してまいります。

近畿日本ツーリストサービスページhttps://gtc.knt.co.jp/biz/company_trip/

上記リリースに関するメディアからのお問合せ先

KNT-CTホールディングス(株) 総務CSR部 Tel : 03-5325-8547
〔近畿日本ツーリスト(株)は、KNT-CTホールディングス(株)のグループ会社です〕