「星空保護区」神津島の観光誘致事業の推進について
~神津島の星空撮影&鑑賞会モニターツアーを実施~
近畿日本ツーリスト株式会社
KNT-CTホールディングス株式会社(本社:東京都新宿区 社長:米田 昭正)のグループ会社である、株式会社近畿日本ツーリスト首都圏(本社:東京都新宿区、社長:大原 浩、以下近畿日本ツーリスト)は、「国際ダークスカイ協会」(本部:米国アリゾナ州)より、12月1日(現地時間)に島全域が「星空保護区」(※)に認定された東京都・神津島村の「神津島の星空撮影&観賞会モニターツアー」を今月実施いたします。
※)星空保護区認定制度とは 米国アリゾナ州に本部を有する NPO 団体である国際ダークスカイ協会(IDA)が認定する光害の影響のない、暗く美しい夜空を保護・保存するための優れた取組をたたえる「ダークスカイプレイス・プログラム」の和名。認定地を総称したものを星空保護区といい、国内では、神津島村の他に沖縄県の西表石垣国立公園が認定されている。
「神津島の星空」は、「【星空の世界遺産】を目指す 東京都・神津島の『ダークスカイ・アイランド』実証事業」として観光庁の「誘客多角化等のための魅力的な滞在コンテンツ造成」実証事業として本年6月に採択されました。
近畿日本ツーリストは、この実証事業の実施主体である非特定営利団体神津島観光協会から委託を受け、世界屈指の美しい星空を体験できるという貴重な観光資源をもとに、星空観賞や星空撮影をはじめ、様々な観光コンテンツを発掘し、磨き上げを行い観光振興と観光誘致に向けた取り組みを行っております。
神津島の星空(ありま展望台より)
写真撮影:成澤広幸
今回のモニターツアーは、「星空保護区」認定後最初の事業として、一般の方々に神津島の星空の撮影や観賞を通して、様々な感想や意見をいただき、「神津島の星空」をより魅力的な観光コンテンツとして磨きかげることを目的としています。
実施に当たっては、総合光学機器メーカー 株式会社ビクセン(本社:埼玉県所沢市、社長:新妻 和重)と連携しています。さらに島内外のカメラマンや星空ガイドの協力も得て、神津島ならではの星空イベントを開催します。
モニターツアーの概要:「神津島の星空撮影&観賞会」ツアー
■実施日時
2020年12月11日(金)~12月14日(月)3泊4日(うち船内1泊)
■内容
往復竹芝客船ターミナルより大型フェリーにて神津島へ(往路:船中泊)。
神津島にて2日間島内観光や星空撮影、観賞会。写真家の成澤広幸氏が同行、現地にて ビクセンによる星空観賞会を開催。
※参加者には、ツアーのアンケートなどにご協力いただきます。
近年,夜間観光振興やナイトタイムエコノミーに対する関心が高まっているため「夜間」の観光資源を創出し、日中から夜までの長期滞在を促すことで新たな経済的効果を生み出そうとする動きが活発化しており、「星空」もそのコンテンツとして、非常に大きなコンテンツと考えられます。
さらに、また冬季の日中や、天候の悪い場合などにあわせ、島の歴史や文化を謎解きなど滞在型コンテンツなどの開発や、国内において最も先進的な光害防止条例を持つ自治体として、島の動植物の生態系の保護や省エネ型街灯化によるCO2削減など環境保護に取り組み、自然環境保全に配慮した「持続可能な観光」(SDGs)を進めて参ります。
近畿日本ツーリストでは、今回の取り組みを通して、多くのお客様に神津島の星空に興味を持っていただき、神津島にお越しいただけるよう今後の旅行需要の喚起と観光振興、地域経済の活性化につながるよう努めてまいります。
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