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“旅行”の意義と
インパクト

人が動く、社会が動く、心が動く。

私たちが手がける旅行事業は、社会においてどんな役割を持ち、どれほどの影響をもたらすものなのか。旅行そのものの意義から、ここでは紐解いていきます。

“旅行”とは何だろうか?
人はなぜ、
“旅行”するのだろうか?

個人旅行や修学旅行など、多くの人びとが経験したことのある“旅行”。では、なぜ人びとは“旅行”するのでしょうか。その目的はやはり、日常の暮らしの範囲から外に出ることで、日常とは異なる見聞や体験など、新たな何かを得ることにあります。たとえば、海外で日本とは違う慣習・文化に触れ、その経験が大きな学びになることもあれば、リゾート地などで心身がリフレッシュし、再び日常を送る活力が生まれるということもあるでしょう。または、旅行先での新たな出会いが、自分の未来を変えるきっかけになることもありえます。
言い換えれば、人が“移動”することそのものに大きな意義があります。いまの場所から違う場所に移動することで、人は新たな可能性に出会えるのです。そして、人びとが移動することは、社会全体にも大きな影響を与えていきます。

では、人が移動することで、
社会にどれほどの効果をもたらすのか。

観光産業は
裾野が非常に広く、
その経済波及効果は
数十兆円規模に

政府は観光活性化による経済活性化を促すさまざまな施策を打ち出していますが、その最大の理由は、観光産業の裾野の広さです。たとえば、とある地でフェスティバルを開催する場合。多くの来場者に飲食を提供するためには、さまざまな飲料メーカーや食品メーカー、さらには原材料を供給する農家などに新たなニーズをもたらします。また、現地に人を呼び込むためには、充実した交通手段も必要となり、物販も行うとなると、さまざまな製造業にも参画の機会が得られます。このように、観光を活性化することで国内の消費拡大や新たなビジネス創出、そして雇用創出が期待されるのです。
これまで人の動きが少なかった場所に、新たな人の動きをつくれば、そこに大きな経済波及効果が生まれます。だからこそ、観光産業は地域にとって大きな意味を持つのです。

観光産業の市場規模

出典:観光庁「旅行・観光消費動向調査」
「訪日外国人消費動向調査」より

※2020年、2021年、2022年の訪日旅行消費額は
新型コロナウイルス感染症の影響により、試算値として公表。

地域を活性化させ、日本経済を強くする“旅行”。
その種類は実にさまざまだ。

目的によって、
旅行のあり方は大きく変わる
だからこそ、目的の数だけ
地域の可能性は広がっていく

個人での観光旅行以外にも、旅行にはさまざまな種類があります。修学旅行や林間学校などの教育旅行、企業の職場旅行や、国際会議への出席といった団体旅行、さらにはスポーツイベントの観戦・参加や地域イベントの観覧など、目的に応じて実に多彩です。そして、価値観の個別化・多様化が進むなか、旅行、すなわち移動で果たしたい目的の種類も、今後はますます増えてくるでしょう。だからこそ、どんな目的の移動が必要になるのかを見極め、その目的に合致する手段や受入方法をさまざまな地域で創出することができれば、地域の可能性は大きく広がっていきます。

近畿日本ツーリストが手がける旅行の一例

修学旅行
特別活動事業
(校外授業)
職場旅行
国際会議
スポーツイベント
観戦・参加
地域イベント観覧

さまざまな人の移動、人の交流を創出することで、
社会へのインパクトを生み出していく。
そのために、私たちは新たな挑戦を続けていく。